宮崎県立視覚障害者センター 公益財団法人宮崎県視覚障害者福祉協会

文字の大きさ
標準
背景色

点字図書の紹介(2月・3月完成)

※分類番号ごとに書名、著者名、巻数、点訳者、内容の順番です。

 

[9] 文学
小夜啼鳥に捧ぐ 橘あおい 5巻 村井久美点訳
深刻な看護婦不足を招いた1980年代後半。佐山奈緒子の職場では、勤務交代のときに患者の状態などを伝える申し送りの廃止計画が進められていて…。成長する若い看護婦たちの姿を描く長編。『女性のひろば』連載を単行本化。

 

金子兜太―俳句を生きた表現者 井口時男 4巻 杉裕子点訳
過酷な戦場体験を原点として、前衛俳句の追求から、「衆」の世界へ、そして晩年にはアニミズムに軸足を据えた金子兜太。戦後精神史に屹立する比類なき「存在者」の根源に迫る。『兜太TOTA』連載を改題、加筆し単行本化。

 

須賀敦子が選んだ日本の名作―60年代ミラノにて 須賀敦子編 7巻 矢口貴子点訳
須賀敦子が編・訳・解説を行い、イタリアで今なお読み継がれている「日本現代文学選」。その中でも須賀がとりわけ愛した樋口一葉、森鴎外、庄野潤三ら13人の作家の日本語原典を各作品解説とともに収録する。

 

 

てげ、てげてげ こらぼくじゃ―うつ病になったある大学教員のLIFE HISTORY 津谷玄裕 4巻 髙木姫子点訳
「てげ、てげてげ こらぼくじゃ」とは宮崎弁で「とても、適当 こりゃあ大変だ」という意味である。僕は5年ほど前からうつ病になってしまった。そんな、うつ病の「山」を迎えていたと思われる最中、僕はある人から「あなたは死のうと思っても死ねません。数多くのご先祖があなたを守ってくれていますから。どうですか、リハビリテーションと思って自分のことを文章にしてみるといいですよ。少なくない人たちに共感を促す文章をあなたは書けるはず。何より、忘れていた、いや、気づいていなかった自分自身に巡り合えるはずだから」と言われ、本書を執筆してみることにした。

 

[3] 社会科学
ひきこもりのライフストーリー 保坂渉 4巻 南雅夫点訳
ひきこもり当事者自身の声に耳を傾けると、そこに至るまでの理由も現象も多様化していることがわかる。ひきこもり状態、そこに至るまで、その状態を抜け出す軌跡を、本人が語るライフストーリー。本当に必要なことは何なのか。

 

親の手で病気にされる子どもたち― 医療乱用虐待と代理ミュンヒハウゼン症候群 南部さおり 4巻 黒木利之点訳
報道されない児童虐待の実態わが子を病気に仕立て上げ、医療を隠れ蓑にしておこなわれる虐待の事実と実例。2010年京都点滴汚水事件から11年。母親はなぜ、我が子の点滴に汚水をいれたのか?医療をたくみに利用し、誰もが疑わなかった良き母の手で巧妙に仕組まれた、「親の手で病気にされる子どもたちへの虐待」。─代理ミュンヒハウゼン症候群(MSBP)。国内外の実例をもとに、同症候群を紐解く。

 

特別支援学校幼稚部教育要領 小学部・中学部学習指導要領―平成29年4月告示 文部科学省 6巻 委託・日点
平成29年4月に告示された、特別支援学校の幼稚部の教育要領、小学部・中学部の学習指導要領を収録。

 

[4] 自然科学
わたしで最後にして―ナチスの障害者虐殺と優生思想 藤井克徳 2巻 委託・日点
「強い人だけが残り、劣る人や弱い人はいなくてもいい」という優生思想の恐ろしさを史実をもとに説明し、優生思想と障害者差別に向き合う上での大切な事柄を紹介。

 

[5] 技術・工学
マキ流やめていい家事 マキ 3巻 川畑真由美点訳
洗濯機は何回もまわしません。朝は4枚の皿洗いしかしません…。家族がハッピーになる手抜きなら、どんどんやっていい! 家仕事が嫌いな著者が、家事の無駄を省くヒントを伝えます。チェックリストつき。

 

つつまし酒―あのころ、父と食べた「銀将」のラーメン パリッコ 4巻 村井久美点訳
自宅やベランダでシチュエーションに凝ってみたり、あれこれグッズを試してみたり、お酒やつまみにこだわってみたり…。小さな幸せを紡ぐ“ほろ酔い”エッセイ集。note連載を加筆し単行本化。酒村ゆっけの特別寄稿も掲載。

 

[7] 芸術・美術
ねこはい 南伸坊 1巻 矢口貴子点訳
猫を詠んだ俳句ではなく、「自分が猫だったらどんなかな、と思って作った」俳句絵本。もっと猫になりきって作った「ねこはい に」も、描き下ろしの「おまけ」も入った、贅沢な文庫版。

 

私が欲しかったもの 原裕美子 4巻 井上久美子点訳
窃盗症、摂食障害、騙し取られた1300万円、7度の逮捕…。盗んでも盗んでも手に入らなかったものとは。元トップマラソンランナーがこれまでの過去を告白し、一歩ずつ前に進もうとしている今の姿を綴る。

 

 

[8] 言語
雨を、読む。 佐々木まなび 2巻 矢口貴子点訳
美意識の雨、神様にたとえられた雨、涙雨、利休鼠の雨、雨に縁ある妖怪と鬼、月をまたぐ雨、雨のつく四字熟語…。雨にまつわる美しい言葉たちや文章をまとめる。

 

言語学バーリ・トゥード Round1―AIは「絶対に押すなよ」を理解できるか 川添愛 4巻 杉裕子点訳
ラッシャー木村の「こんばんは」になぜファンはズッコケたのか。AIは「絶対に押すなよ」を理解できるか。日常にある言語学の話題を、ユーモアあふれる巧みな文章で綴る。『UP』連載に書き下ろしを加え書籍化。