宮崎県立視覚障害者センター 公益財団法人宮崎県視覚障害者福祉協会

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所長雑感

  • 所長雑感   冨永昌志

 皆様いかがお過ごしでしょうか。私が今書いておりますのは6月19日です。時の立つのは早いもので(年齢を重ねるにつれ時の流れが速くなるように思われますが)、2022年になったと思ったらすぐ春になり、新年度が始まったと思えばもう6月、梅雨の時期に入りました。本日、6月19日は私ども県視覚障害者福祉協会の評議員会がありました。県内各地域の団体長さんに集まっていただき、3年度の事業報告、決算及び役員選任等について審議していただきました。オンラインでのご参加も頂き、活発な論議をしていただきました。評議員の皆様のご協力により予定した議案の審議を無事終えることができました。誠にありがとうございました。一部オンラインの音声が聞き取りにくいなど不手際もあり、ご迷惑をおかけしました。次回からはマイクを増やすなど、万全の対応をいたしますので、よろしくお願いいたします。

 さて、5月24日には今年の視覚障害者マラソン大会の協力会会議が開催されました。この会議は今年の青島太平洋マラソン/視覚障害者マラソン(12月11日)の開催に向け、関係者が一堂に会して意見交換や協議を行う重要な会議であります。会長である当協会の小島理事長をはじめ、宮崎伴走者協会、県トライアスロン協会、宮崎市障がい福祉課、県立明星視覚支援学校、宮崎市視覚障害者福祉会から参加を頂きました。また、来賓として当協力会を毎年ご支援頂いております宮崎太陽銀行様及び青島太平洋マラソンの実行委員長、事務局長様にも参加していただきました。協議の中で、ここ2年フルマラソンのみの種目になっているが、何とか3キロ・10キロの種目を復活してほしいという声が上がっておりました。 青太マラソンの実行委員長さんから、「コロナ対策として、密になることを極力避けるため昨年、今年とフルマラソンのみにせざるを得なかった。このため、本県からの参加者が大きく減っている状況である。早くコロナが収まり、復活できることを願っています。」とのお話をいただきました。

 特に宮崎伴走者協会の前の会長で、現在顧問をされている金丸修さんは、1992年の第1回世界盲人マラソン宮崎大会の頃から30年に亘って伴走を続けておられる、本県における視覚障害者マラソンの歴史そのものといえる方と思いますが、3キロ・10キロ種目の復活を強く願っておられました。金丸さんは、視覚障害者ランナーにとって本当に心強いサポーターであると思いました。

 金丸修さんといえば、新聞でご存知の方も多いかと思いますが、長年に亘って伴走活動を継続された功績により2021年に県障がい者スポーツ賞功労賞を受賞されました。もともとはトライアスロンをされていたとのことで、70歳を過ぎてもそのバイタリティーは衰え知らずでまさに鉄人と呼べる方ではないかと思います。その金丸修さんが、私どもの協会に尊いご寄附をして頂きました(5月24日)。「長年、伴走をさせてもらってそのお陰で賞を頂いたから、これは協会に寄附します。」と、本当に有難く、胸があつくなるお言葉を頂きました。誠にありがとうございます。「ふれあい健康マラソン&ウォーキング大会」(11月27日予定)など、皆様のために活用させていただきたいと考えているところです。

 次に、6月12日には県のサウンドテーブルテニス大会(STT大会)が開催されましたので行ってきました。場所は明星視覚支援学校の体育館で、県内各地より22名の選手が参加され、熱戦が繰り広げられました。 相手が早いスピードで打ってくるボールをその音を聞いて、瞬時に場所と打つタイミングを判断し、打ち返さなくてはなりません。中にはわざとスピードを落としたサーブを打つ選手もおりますので、タイミングを合わせるのが難しいと思いましたが、選手の皆さんは普段から練習に励んでおられるのでしょう、見事なラリーの応酬が見られました。また、一般の卓球とは違った独特なルールがあります。サーブはネットの下を通していくのですが、ネットに当たらないように正確にコントロールしなくてはなりません。選手の皆さんは練習やゲームをされる中で、とっさの判断力や集中力を磨いておられるのだと感じました。大会は和気あいあいの中にも真剣勝負で手に汗握る展開の試合が多く、面白かったです。選手の皆様、お疲れ様でした。

 特に、運営していただいている小園さんご夫妻、後藤様、齋藤様、他審判をしていただいた皆様、そしてボールパーソンをしていただいた皆様、大会を成功に導くためにご尽力をいただき誠にありがとうございました。私ども協会といたしましても、今後さらにSTT大会が充実していけるよう努めてまいります。

 さあ、来年は九盲連のSTT九州大会が宮崎で開催されます。私どもも、これから九州大会の準備を進めて参ります。選手の皆様も是非日頃の練習に頑張って頂き、九州大会を目指してください。

 今後ともよろしくお願いたします。