• 点字図書の紹介

９　文学

反関ケ原２　工藤章興　５巻　原田智美点訳

天下分け目の関ケ原で、東軍が敗れ家康が敗走。真田はその比類なき戦法で、信濃一国を席巻せしめんとす！　関ケ原から陣を移した東西両軍は、不動のまま睨み合う。家康の運命やいかに？　三成は天下を手中にできるのか？

 

鬼切の子１　異界から来た少年　三國月々子　２巻　厚生労働省委託・日本ライトハウス（以下　日ラ）

鎮守の森の奥にある、守りの大岩。そこを乗り越えてしまった大悟が見たものは、異界の住人「鬼」だった。

 

妖怪コンビニ３　カップめんオバケ事件　令丈ヒロ子　２巻委託・日ラ

妖怪コンビニで、カップめんばかり盗まれる事件が発生。アサギは店長のうめ也や人外たちと協力し、犯人を捕まえる作戦を立てるが、犯人の妖怪はとんでもないパワーをもっていて・・・。

 

ネコはとってもいそがしい　吉野万理子　１巻　委託・日ラ

ターくんちのネコ・チャオは、昼間はいつも寝ているが本当はとても忙しい。人間が眠ったころ電化製品たちと曲を演奏したり、家族がぐっすりねむっているかチェックしたり…。

 

１　哲学　

死後生を生きる　柳田邦男　４巻　杉裕子点訳

人は死によって肉体は失くなっても、その人の思いや愛や言葉や行為は、遺された者たちの心の中でずっと生き続ける－。「生と死」というテーマに、半世紀あまり取り組んできた柳田邦男の集大成。

 

値遇のこころ　川添泰信　1巻　永山政美点訳

本願寺の新報、または小冊子や、大学における掲示伝道の標語の解説などをまとめた法話集。

 

３　社会科学

ネット怪談の民俗学　廣田龍平　６巻　矢口貴子点訳　　　　　フォームの始まり

「きさらぎ駅」「くねくね」「リミナルスペース」といったネット怪談はどのように発生・伝播するのか。ネット民たちを震え上がらせた怪異の数々を民俗学の概念から分析する。

 

女性政治家が増えたら何が変わるのか　秋山訓子　３巻　高木姫子点訳

女性の存在と女性にまつわる政策を“頼みの綱”にしている政治家たち。地方政治で今何が起き、女性たちはどう政治を変えつつあるのか。海外の事例も含めて、データとともにひもとく。

 

アメリカ・イン・ジャパン　ハーバード講義録　吉見俊哉　５巻　矢口貴子点訳

さまざまな出来事や事象を、日本、アメリカそれぞれのまなざしの下にとらえ「日本の中のアメリカ」に迫る。

 

公安外事警察の正体　勝丸円覚　３巻　黒木利之点訳

スパイやテロリストの行動を追尾し、不正な情報漏出や破壊活動を防ぐ「外事警察」。そこにはどんな人材が抜擢されるのか。そしてどんな職務に従事し、いかなる日常を送っているのか。警視庁公安部外事課OBが実態を明らかにする。

 

１３歳から考えるまちづくり　岡田知弘　２巻　委託・日ラ

少子高齢化、過疎化、財源不足、大災害… いま、地方はたくさんの課題を抱えている。そんな中、独自の工夫で課題を解決し、地域を活性化させている自治体がある。地方自治の基本をおさえつつ、持続可能な「まちづくり」にいどむ事例を紹介。

 

４　自然科学

異形のヒグマ　ＯＳＯ１８を創り出したもの　山森英輔，有元優喜　４巻　矢口貴子点訳

道東を恐怖と混乱に陥れた「牛を襲うヒグマ」の正体とは？　２年にわたりヒグマ「ＯＳＯ１８」の生態を調査し、伝説のハンターたちとともに「ＯＳＯ１８」を追い続けた攻防のドキュメント。

 

生きのびるための犯罪　上岡陽江,ダルク女性ハウス　２巻 委託・日ラ

「回復」とは、薬やお酒への依存が止まることではなく、地域の中で、孤立せずに安心して暮らしていけること。哲学、障害学、社会学ほか各方面に大きな影響を与え続ける彼女たちの実践を綴る。

 

７　芸術・美術

すごいグラウンドの育て方　阪神甲子園球場のひみつ　金沢健児　１巻　委託・日ラ

阪神園芸グラウンドキーパー・金沢健児が語る、甲子園球場の芝と土と雨の話。阪神甲子園球場の内野、外野の構造や、１年間の土と芝の整備の流れがわかる。グラウンドの正しい育て方とは？