鶴大輔のやってみました!
4. 鶴大輔のやってみました!
(1)任天堂スイッチ2のスイッチスポーツ
前回に引き続き任天堂スイッチ2のスイッチスポーツの話をしたいと思います。前回はボウリングでしたが、今回はテニスです。果たして全盲でもテニスゲームはできるのでしょうか?選択画面でテニスを選んだ後、プレイ人数や相手の強さ、ゲーム数などを選択できますが、とりあえず右コントローラーの9時方向にあるAボタン連打でOKです。Aボタンを押しても音が鳴らなくなったらスティックを下に2回倒して「準備OK」に移動してAボタンを押します。最後に右コントローラーの上の面にある2つあるうちの下のZRボタンと12時方向にあるXボタンを同時に押すと「ピロリン」と音が鳴って試合開始です。これで1人で普通の強さのコンピューターと1ゲームマッチが始まります。ちなみにダブルスゲームしかなく、1人で遊ぶ場合は前衛も後衛も一人で動かすことになります。コントローラーがすっぽ抜けて飛んでいかないように手首にストラップを装着するのを忘れないでください。女性の審判が「プレイ」と言ったらいよいよサーブです。コントローラーを持った手を本物のテニスのサーブを打つように上に向かって振り上げるとボールを放り上げます。そこから下に向かって手を振り下ろすとサーブが打てます。うん、本物のテニスをやっているみたい!タイミングがばっちり合うと気持ち良い音の弾丸サーブが打てます。これは練習して打てる確率を挙げたいですね。相手が打ち返してきますが、こちらは自動的にボールに向かって動いてくれますので、タイミングよくテニスラケットを振るようにコントローラーを振るだけです。ボールがバウンドする音がしますので、早めに打つと対角線に、遅めに打つとストレートに打ちます。バウンドする前に振ると前衛がボレーを打ってくれる・・・こともあります(結構空振りをしますが)。すかさず後衛がカバーしましょう。ラリーをするだけでも楽しいです。相手のスタミナがなくなるとチャンスボールが「ポヨヨヨーン」という音と共に上がってきます。ここでタイミングよく上から振りおろすと豪快な音でスマッシュが放たれます。うーん、気持ちいい!コントローラーを振る速さで緩急をつけられますし、手首を前にかぶせるようにひねりながら打つとトップスピン、下に切るように打つとスライス、下から上に打ち上げるとロブが打てます。これもリアルですね。ゲーム中はボタンを押すことはなく、コントローラーを持った手を振るだけなので、お手軽に本物のようなテニスを楽しむことができます。センターで体験できますので、興味のあるかたは是非お試しください。
(2)「ヘイブルイージー」と「レイバンメタ」を使ってみました。
ヘイブルイージーはスマートフォンをボタンで操作できるようにするキーボードです。ボタン配置はシンプルで、8つのボタンが4段で配置されています。一番上の段に大きい横長の長方形の「ホームボタン」が1つ、2段目には3つの丸いボタンがあり、左に音声アシスタントを呼び出す「Siriボタン」、真ん中に電話を取ったり切ったりすることができる「2本指のダブルタップボタン」、右に文字入力の時に音声入力モードに切り替える「音声入力ボタン」があります。3段目も2段目と同じような丸いボタンが3つ並んでおり、左から「左スワイプボタン」、真ん中に決定・実行する「1本指のダブルタップボタン」、右に「右スワイプボタン」があります。一番下の段には大きい横長の長方形の「戻る」ボタンがあります。掌サイズで、軽くて持ち運びに便利です。使ってみた感想ですが、基本操作がボタンを押すだけでできるというのは「簡単」の一言です。電話が掛かってきたときは2段目の真ん中のボタンを1回押すだけで電話に出ることができますし、ホーム画面に移動したいときは、一番上の「ホームボタン」を1回押すだけで移動できます。指をはらったり、トトンと2回たたくなどのジェスチャーを、それぞれのボタンを押すだけで良いというのはとても簡単です。ボタン操作での文字入力が点字の6点入力しか対応していないのは残念ですが、音声入力ボタンで簡単に音声で文字入力ができますので、ほとんどの場合はこれで大丈夫だと思います。スマートフォンを使ってみたいけど操作が不安と言う方には良い商品ではないでしょうか。
「レイバンメタ」は人工知能搭載の眼鏡型端末で、AIグラスと呼ばれているものです。重さは49グラムと非常に軽く、サングラスで有名なレイバン社が共同開発しているだけあって、デザインはとてもおしゃれです。メガネ型とサングラス型があり、レンズに度を入れるなどのカスタマイズもできます。一番安くて73700円と少しお高いですが・・。また、スマートフォンと連携して使いますので、スマートフォンが必要となります。人工知能の「メタAI」が搭載されており、「ヘイメタ、今何時」と聞くと時間を教えてくれますし、目の前に何かを持って「ヘイメタ、これは何」と聞くと応えてくれます。メガネのフレームに骨伝導のスピーカーのほか、マイク、カメラが搭載されており、スマートフォンをバッグやポケットに入れたまま声で操作することが出来ます。書類の文字も読み上げてくれますので、いちいちスマートフォンのカメラをかざしてアプリを使わなくても、目の前に持ってきて「ヘイメタ、これは何」と聞くだけで良いのはとても楽ちんです。ほかにも電話が掛かってきたときに「ヘイメタ、電話に出て」で出ることができますし、写真撮影や動画撮影、音楽再生なども声だけですることができます。また、視覚障がい者の支援にも力を入れており、ボランティアと通話ができる「ビーマイアイズ」や生成AIを活用した視覚障がい者支援アプリ「オーライオン」を眼鏡についているカメラ、つまり目線で使うことができるのです。日本では発売したばかりなので、先行販売していた世界各国と比べて連携できる機能はまだ少ないのですが、今後同時翻訳の日本語対応やラインとの連携なども予定されており、これからが楽しみな未来型アイテムです。是非とも日常生活用具の給付対象になってほしいですね。
いずれの商品もセンター祭りで体験会を行いますので、興味のあるかたは是非体験してみてください。