センターより
おすすめの録音図書
6.おすすめの録音図書
全国で製作されたデイジー図書の中から、サピエ図書館での利用が多かった人気のデイジー図書を掲載しています。
(6月6日現在)
「境界線 宮城県警シリーズ2」 中山七里
「大阪府警遠楓ハルカの捜査日報」 松嶋智左
「助太刀のあと 素浪人始末記 1」 小杉健治
「霧 ウラル」 桜木紫乃
「一番長いデート」 赤川次郎
「甘いものには棘がある奥様姫様捕物綴り 1」 山本巧次
「青瓜不動 三島屋変調百物語九之続」 宮部みゆき
「同業の女 髪結いお照晴雨日記」 坂井希久子
「追跡者の血統 失踪人調査人・佐久間公 4」 大沢在昌
「牧谿の猿 善人長屋 4」西條奈加
「病葉草紙」京極夏彦
「皇后は闘うことにした」 林真理子
「逸脱刑事」 前川裕
「盗っ人から盗む盗っ人 2 盗っ人問屋」 藤水名子
「女性の日本史 ねずさんが描く」 小名木善行
おすすめの点字図書
7.おすすめの点字図書
全国で製作された点字図書から10冊紹介します。
集計期間:令和7年4月15日~6月15日
「Google Gemini 無料で使えるAIアシスタント100%活用ガイド」 リンクアップ
「30年でこんなに変わった!47都道府県の平成と令和」 内田宗治
「拾われた1ペニーの花嫁」 カーラ・ケリー著 佐野晶訳
「Androidスマートフォン完全マニュアル 2025 最新情報対応版」 記載なし
「今夜も浮気妻と…。」 草凪優
「任侠梵鐘」 今野敏
「世界樹の守り人 異世界のすみっこで豊かな国づくり」 えながゆうき著 塩部縁[画]
「百歳まで歩ける人の習慣 脚力と血管力を強くする」 伊賀瀬道也
「響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部のみんなの話」 武田綾乃
「きよのお江戸料理日記6」 秋川滝美
休館日のお知らせ
8.休館日のお知らせ
8月・9月の休館日は、次のとおりです。
8月 毎週水曜日 6日・13日・20日・27日
11日(月 山の日)
9月 毎週水曜日 3日・10日・17日・24日
15日(月 敬老の日)・23日(火 秋分の日)
所長の日日坦坦(ひびたんたん) 「はまゆう」
1.所長の日日坦坦 「はまゆう」
センターだより第136号をお届けします。本号が皆さまにとって有益な内容でありますことを願っております。
夏も盛りとなれば、沿道のあちこちに はまゆうの花が咲いている。
はまゆうは、宮崎県の花として指定されている。その葉はかなり肉厚で長く、あくまでも緑濃い。葉の間からまっすぐに伸びる茎の先に、ヒガンバナにも似た細身の白い花を多数咲かせる。花びらはそれぞれが外向きに反り返り、花火が上がったときの形にも似ている。
南国的、大陸的な花だと思っていたが、原産地はアフリカだそうである。はるかの昔、遠くアフリカの海岸で実を結んだはまゆうの種が海流に乗ってアジアの端まで流れ着いたのかと思うと、どこかロマンティックな思いにもかられる。
種から花を咲かせるまでに3,4年ほどかかるという。
センターの職員も思う存分に力を発揮できるようになるまでには、ある程度の期間を要する。今は経験の浅い職員が多く、利用者の皆さまの期待に迅速かつ的確に応えることが十分にできていない部分もあるでしょう。ただ、職員はそれぞれに前向きで、向上心を持って業務に当たっている。センターの中核的存在であるボランティアの方々との協働を第一とし、一つ一つの業務を着実に進めていこうとしている。
できる限り早く、はまゆうよりも早く花を咲かせられるよう、これからも日々の努力を続けたい。
さて、話は変わります。6月20日に宮崎日日新聞の子ども記者がセンターに来てくれました。大淀中学校の2年生4人の記者です。センターの業務について熱心に取材するとともに、職員の案内で施設の見学も行いました。
記事の掲載は、8月の第4週か9月の第4週になるとのことです。どんな記事を書いてくれるのか、とても楽しみです。
あしらせⅡ体験記 続報
(1)あしらせⅡ体験記続報
先日、宮崎であしらせとアイナビを併用し、宮崎駅から宮崎大学サテライトキャンパスまでを往復する体験をしました。
「あしらせ」のマイルート機能は、家族や一度ガイドヘルパーさんなど、付き添いの人と歩いてルートを登録すれば、次回からは音声と振動でナビしてくれる便利な機能です。今回は、まず宮崎駅のバス停からサテライトキャンパスまでガイドヘルパーさんとルートを登録。帰りは、この登録ルートを使って「あしらせ」のナビを試しました。
ナビ開始時には、目的地までの距離と曲がる回数を音声で教えてくれます。進行方向が正しいときは足の甲、違うときは踵が振動するなど、直感的に方向が分かるようになっています。途中、曲がる場所が近づくと、まず予告振動があり、その後、曲がる側の足全体に大きめの振動が来るため、スムーズに方向転換できました。GPSよりも位置測定の精度が高いと感じ、音声ナビよりも振動ナビが頼りになる印象です。
今回は同時に「アイナビ」の障害物検知機能も併用し、信号の色や点字ブロック、周囲の人や自転車などを音声で知らせてもらいました。ネックポーチにiPhoneを収納し、カメラが前方に向くようにセットして両手がフリーになるようにしました。
白杖の使い方が下手なため、道の凹凸には苦戦しましたが、信号認識の精度は非常に高く、心強いサポートになりました。
体験を通して、足に装着した「あしらせ」の振動と、足を踏み込んだ際の衝撃の区別には慣れが必要だと感じました。足にフィットする靴を選ぶのが良いかもしれません。また、信号のない路地では車の音に集中する必要があるので、音声や振動だけに頼りすぎない注意も必要です。
無事に宮崎駅のバス停に到着した際には、3回の大きな振動で到着を知らせてくれました。今回の体験では、音声ナビは目安として、足元の「あしらせ」の振動を頼りに進むのが最も有効だと感じました。
「あしらせ」はセンターで体験することができますので、興味のある方はぜひ体験してみてください。